初代タイガーマスクとは①
佐山聡が新日本プロレスマットでデビュー、
メキシコ、イギリスで活躍後、アントニオ猪木、新間寿両氏の命を受け、1981年4月23日蔵前国技館にてタイガーマスクとして衝撃デビュー。
アントニオ猪木氏率いる新日本プロレス伝統のストロングスタイルを基盤として華麗なる空中技と変幻自在な四次元殺法、威力抜群の打撃技で、プロレス界のみならず、社会的に空前の“タイガーマスクブーム”を巻き起こす。
ダイナマイト・キッド、小林邦昭、ブラック・タイガー他強豪レスラー達と激闘を繰り広げた数々の名勝負は数十年を経た現在も多くのファンに語り継がれている。
初代タイガーマスクとは②
驚異の身体能力は各分野に於いて日本代表級、五輪選手級の数値を出し話題となった。
(新日本プロレス時代の戦歴:125勝1敗8分、※1敗は反則負け)
当時タイガーマスクの試合を中継した『ワールドプロレスリング』の視聴率は、
ほぼ毎週25%を超え各興行も空前の入場者数を弾いたと言われている。
佐山聡が格闘界に与えた影響。
1983年8月電撃引退後、旧UWFに参戦、ザ・タイガー、スーパータイガーとして、より格闘技色の強いファイトを展開。
その後、近代総合格闘技を創始し、シューティング(現プロフェッショナル修斗)を創始。 日本における総合格闘技ブームの礎を創った。
また、アントニオ猪木氏が設立した『UFO』で小川直也を格闘家に育てた後、“市街地型実戦武道”掣圏道(掣圏真陰流)を創始。
2005年3月、“プロレスの復権・ストロングスタイルの復興”を旗頭に、自身のプロレス団体を設立。 2010年10月、精神武道を根幹とする新生武道「武道 掣圏」大会開催。
功績
■獲得タイトル
WWFジュニアヘビー級王座
NWA世界ジュニアヘビー級王座
NWA世界ミドル級王座
レジェンド王座
■プロレス大賞
1981年度 大衆賞
1982年度 最優秀選手賞(MVP)
1982年度 技能賞
1984年度 技能賞
テレビ朝日プロレス総選挙(全世代) 第三位
1位 アントニオ猪木
2位 ジャイアント馬場
3位 初代タイガーマスク
■総合格闘技での功績
・世界初の総合格闘技団体”修斗”を創設
・オープンフィガーグローブの開発
・八角形リングの発明
・レガースの開発